豊洲地区の護岸清掃活動を通して、豊かな水辺の自然の再発見をすることを目的とした、豊洲フェスタ「豊洲クリーンナップ大作戦」を開催しました。
今回のイベントは、「東京電力・東京ガス・キリンホールディングス・JT・フジテレビ・毎日新聞・ソトコト(敬称略・順不同)」の協力の下、「国土交通省・東京都・江東区」の正式後援を頂き、開催しました。
近年、東京港では生物の多様性に配慮した石積の緩斜面を持つ護岸が作られるようになり、再び岸際でシラサギなど多くの水鳥を見ることができるようになりました。
一方で、サギ類のエサ場となる石積みの緩斜面護岸は、干満の差により浮遊ゴミが引っかかりやすいのが欠点です。
江東区豊洲の東雲運河沿いにある長さ1700mの生物の多様性に配慮した石積緩斜面護岸に漂着したゴミをを市民の手によって分別回収し、東京港の環境について参加者みんなで考えました。
清掃活動の後は、500名が豊洲らぱぽーとから水上バスに乗船して東京港エコクルーズを出航しました。
船内では、NPO海塾代表の榎本茂と元TFMアナウンサーの高柳恭子さんが東京港エコトークを行い、清掃活動した生物多様性護岸を餌場とするサギのコロニーを観察したり、海のCO2吸収「ブルーカーボン」に関する解説を行いました。