第1条 先行者の優先権 |
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1. 先行者の許しを得ない限り、その釣りをしているボートの半径20メートル以内に近づかないこととし、流している先への進入も禁止する。
2. 釣りをしているとは、キャスティングをしている、エレキを下ろしている状態を言い、アンカリングは禁止とする。 |
第2条 自然保護 |
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1. トーナメントエリア内に、釣り場の造成、破壊をしてはならない。
2. キャッチした魚を生きたままリリースできるように努め虐待しないこと。 |
第3条 釣法 |
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1. 生餌、コマセの使用禁止
2. 魚を故意に引っ掛けてはならない。 |
第4条 タックル |
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1. ロッドおよびライン、リールの制限はない。
2. ルアーのフックは全てバーブレスとする。
3. 1人3尾までの魚を生かしておくための容器を必ず用意すること。 |
第5条 ボート |
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1. ボートには選手、キャプテン以外の者を乗船させてはならない。(大会主催者が認めた取材者は除く)
2. ボートに乗船できる選手は3名(キャプテンを含む)を上限とする。
3. トーナメントで使用する全ての船は実行委員会に対し船舶検査書および海技免許を提示しなければならない。
4. キャプテンは、大会当日船検証と船舶免許証を提示する必要がある。
5. 使用する船には、法廷備品一式を備え、船舶保険に加入し対人・対物・搭乗者保険を必要とする。 |
第6条 操船及び航行の注意事項 |
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1. 安全な航行、停泊を行うこと。
2. 羽田や中央防波堤などに設置されている、工事区域を示す黄色い特殊標識のある場所には侵入しない。
3. ソーラス条約に指定されている埠頭などには、接近しない。
4. 航路上での釣りは行わない。
5. 自分が保持船であっても、相手が定期船や港湾作業船であった場合にはその航行をさまたげない。
6. 釣り人の近くを通過するときはアイドリング航行とし、引き波に注意しなければならない。
7. 暗渠の中に入り込んでの釣りは禁止する。
※暗渠とは、岸壁等に横穴式にあいている穴のことを言う。
8. スタート直後やその他の安全性を重視し、運河内または狭い水路は徐行(引き波を立てない速度)を原則とする。
※危険回避行動中は除く |
第7条 ライフジャケットの着用 |
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選手およびキャプテンはライフジャケットを着用のこと。
万一着用が認められない場合はその参加チームは失格とする。 |
第8条 大会の中止 |
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1. 荒天の場合、実行委員長は大会の中止、またはルールやエリアの変更を決定する事が出来る。
2. 大会の中止は受付開始1時間前までに決定し、実行委員会よりエントリー時に登録したメールを通じて発表する。
3. 競技開始後に天候が急変し、大会中止指令が出された場合は、速やかに大会本部に帰着するか、安全な航行が不可能な場合は安全な場所に避難すること。その場合も安否を実行委員会に連絡すること。
4. 大会開始後の天候の急変による大会の中止は、その大会も無効とする。
5. 事故等が発生した場合、実行委員の判断により大会を中止することができる。 |
第9条 細則 |
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1. 体長40 cmに満たない魚のキープをしてはならない。
2. 競技中の飲酒を禁止する。
3. 競技中は大会本部となる場所以外の上陸を原則(トイレ、給油、事故時以外)禁止する。
4. 開会式、閉会式を欠席した選手の成績は除外される。
5. コマセ(寄せ餌)の使用を禁止する。
6. デッドフィッシュを放置せず、参加者が責任を持って持ち帰り処分すること。
7. フィッシングエリアは随時発表するが、そのエリアに問題が生じた場合など、実行委員会の審議により禁止エリアの追加を決定し発表する。
8. 濃霧や雨天時または、行き帰りの暗い時間に航行する際、自船の存在を他船に目立たせるため回転灯等の設置または常備携帯を推奨する。
9. 何らかの理由により参加が不可能な場合、事前にその旨を事務局へ連絡すること。
10. 何らかの理由により途中棄権する場合、事務局にその旨を申告しエントリーカードを返却すること。
11. 検量が終了した魚は、速やかに放流すること。
12. タグのついた魚が釣れた場合は各自JGFAに報告する事。 |