港区の芝浦港南総合支所がパワーアッププロジェクトのイベントとして毎年開催している「運河めぐり」。
NPO海塾では運営のお手伝いをしています。

40人乗りの船に乗って、運河から見る街をスタッフが解説しながら約45分のクルージングを行います。
JR田町駅前の新芝橋から出発して天王洲まで、港区の運河を8の字を書くように周回するコース。

参加者は一日で約200名
この周辺の運河は総称として「芝浦運河」と呼ばれていますが、実は細かく一本一本の運河に名前が付いていることをご存知ですか?
運河めぐりでは、多くのことを解説します。
運河の歴史
運河の名前
運河に架かる橋の名前と、その由来
運河沿いの建物の説明
災害時の話

水鳥の話
魚の話
運河の水の話
運河の水が黒く見えるのは壁や底に付いている海苔の色で、水は透明なのだという話には多くの方が驚いていらっしゃいました。
私たちの住む街は、水に囲まれた街です。

東京都港湾局のホームページの下に

というバナーがあります。
ここをクリックすると私たちが作った6分ムービーを見ることができます。
水中撮影や運河の釣りのシーンを交えた僕達のメッセージ。
運河は多くの生き物が棲む豊かな水辺に変わりつつあるのです。
みんなは、どういう街に住みたいですか?
どうすれば、もっと住みやすい街になると思いますか?
水の上から、みんなで考える1時間です。
毎年開催しますので、港区在住在勤の皆様、ぜひご参加ください。
「水辺フェスタ」
地域対抗ゴムボートレース
都会は地域の結びつきが希薄になりがちです。
そこで、港区の芝浦港南総合支所では、「芝浦、港南、お台場」の各地区に住む人たちが、6人乗りのゴムボートに乗って競争する水上運動会を開催することになりました。
私達NPO海塾は、所有するゴムボートの提供や、操船指導、救助艇、警戒艇の提供など運営をサポートさせて頂いています。
6人乗りのゴムボート3艇で、200mを競い合うゲーム。
子供から大人まで、180名、30チームが競い合いました。
応援団に囲まれ、高浜運河の遊歩道は大賑わい!
セーラー服を着ているのは女子高生ではなく、保育園の職員チーム!
ゴムボートは全員が協力して漕がないと真っ直ぐ進みません。
誰か一人でもサボっているとクルクル回ってしまうのです。
だから、協調性が大切!
自分達の住む地域のチームを みんな声が枯れるほど大声を出して応援していました。
街を歩いているとき、応援してくれた人から、「こんにちは」と声をかけられる街になったらいいね。
2008年はお台場海浜公園で開催予定です。
シーバス・キャッチ&リリース大会 & タッチプール
東京の運河の水がキレイになって、驚くほどの数の大型魚が運河に戻ってきていることを多くの人に知ってもらいたい。
東京の自然の豊かさを実感して頂くために、人々に「魚」と「水」に触れてもらうフィッシングイベントを開催しています。

この大会で一番大きな魚を釣った人には石原慎太郎知事より都知事賞を、他、港区長賞、東京都港湾局長賞も頂いています。
(写真:H18年度優勝者 シーバス91cm)
このフィッシングイベントでは、東京港内で釣ったシーバス(スズキ)を「生きたまま」持ち帰り、運河の水を汲み上げたプールで泳がせます。
大きな魚が群れをなして泳ぐ姿は圧巻ですが、それよりも、黒く見える運河の水が透明なことに誰もがビックリします。
ビニールプールに流れ込む水は、まるで水道水のように透明で、匂いもありません。
運河の水が黒く見えるのは、壁や底が海苔(のり)によって黒くなっているからなのです。

釣ったスズキは子供達や地域の方々に見てもらった後、標識を付けて放流(リリース)します。
112日後の12月25日にクリスマスプレゼントが!
放流したシーバスが、遠く離れたところで再び捕まりました!
(千葉県水産試験場からの報告)

捕まったのは富浦漁港の定置網。
富浦といえば、房総半島の先端に近いところ。
芝浦から真直ぐ富浦に向かったとしても、41海里(76Km)もあります。
シーバスは千葉の沿岸に沿って移動すると言われていますから、再捕されるまでの112日間の移動距離は驚くべき距離になると思われます

大都会、東京港区の自然が千葉の先端の自然と海を通じてリンクしているという事実。
この事を一緒に放流した子供たちに教えてあげたいと思います。
東京の海の自然は東京のためだけにあるのではないのだと・・・