特定非営利活動法人 海塾

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カモの巣設置(その1)

カモプロ

構想から1年半。

ついにカルガモの産卵床となる巣の設置が行われ、現在、浮力調整などセッティングが行われています。

それでは、ここまでの経過のご報告です。

このプロジェクトは港区が主体となり、我々がお手伝いしているプロジェクトです。従って、海面の占有者は港区となります。

海面を利用するには、港湾管理者である東京都の許可や運河利用者の理解など実に多くのハードルがあり、それをクリアするために港区の担当の方が行った努力は実に大変なものでした。
東京都や海上保安庁など関係機関や漁業組合など諸団体への許可や理解を得るため奔走し、最終的に地元の町会や屋形船の方々の応援を得て、やっと設置にこぎつけることができました。
まず最初に、この巣を設置するにあたりご協力頂いた多くの方々に心から感謝申し上げます。

本当は9月に設置する予定だったカルガモの巣が、トラックに積み込まれたのは11月15日のことでした。

2m×2mの巣に、カモが巣に昇降するために70cmのスロープ(スカート部分)が付いています。
設計はカモの巣作りプロジェクトのメンバーが行ったのですが、あらためて実物を見ると、その大きさにビックリ!
道を通る人の誰もが驚いて見上げていきます。

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巣の下に付いているオレンジ色の物体は浮力体。
横から見ると、まるで「木造のUFO」って感じです。

巣を上から見るとこんな感じです。
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カモくんの好きな場所が広いところか狭いところか判らないので、とりあえず壁で仕切って、5部屋作ってみました。

こちらは巣ではなく、カモくん達が休むために作ったもの。
屋根があり、体が乾かせる浮島を巣の傍に設置します。

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巣は田町駅前からトラックに載せられ、五色橋の袂の岸壁から海へ降ろされました。
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そこから設置場所までは船で引っ張っていきます。
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巣は設置場所近くの桟橋に付けられ、そこで土を盛って草を植えていきます。
カモは草むらに巣を作るからです。
盛った土の量は0,5立米
草は塩分に強い草を荒川の川原から取ってきました。
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数百キロの浮力を持たせた設計だったのですが、土と草の重みで巣は予想以上に沈み込んでいきます。
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みんな少し不安に・・・・
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日が落ちてきたので、とりあえず設置場所まで曳航し、40kgのアンカーで固定します。
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曳航したとき、少し巣に水が入ってしまったので、巣はさらに沈み込んできました。
でも、土を盛ってしまった後では、もう重くてクレーンでも持ち上げることはできません。
持ち上げれば、巣は重みで壊れてしまうでしょう。

どうすれば良いのか・・・・

そう、潜って追加の浮力体を底につけるしかないのです。

厳寒の中、水中に潜るお話につづきます。

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